森と水との鎌田です。久しぶりの投稿になてしまいました。すみません。
毎日、おかげさまで忙しくしております。
最近は主に東北地方を活躍の場にしており、青森、山形、福島などは毎週のように出かけています。
気が付けば、コンサルタントとして歩み始めてから40年になりました。
初めは水質や大気汚染、騒音振動、悪臭などの調査解析を行っておりましたが、そのうち、環境アセスメントが主となり、バブル時代の終わりくらいから、廃棄物関連の仕事が多くなってきました。生活環境影響調査もその一つです。
ただ、当時勤めていた会社は総合建設コンサルタントでしたので、環境以外にも都市計画の仕事も並行して行っていました。
この何でも屋さん的な経験が、今の自分を形作っているのだなと、いつも感じています。
環境の技術者に限らず、エンジニアはほとんど専門分野に特化した仕事を行うことが普通ですが、私の場合は全く異なります。
廃棄物処理施設立地の際に求められる生活環境影響調査や環境アセスメント、地域防災計画以外のものを以下に列記してみますね。
都市計画基礎調査、公園配置基本計画、雪道計画、道路区画線材質検討、森林資源モニタリング調査、空き家等対策計画、観光資源ワークショップ、サイン案内板デザイン検討、地域安全克雪方針策定、多自然型河川計画、ビオトープ調査計画、要配慮者避難確保計画、基礎生物学講義、市町村総合計画策定、国土利用計画策定、下水処理汚泥分析検討、最終処分場配置計画、最終処分場閉鎖手続き、都市計画マスタープラン、道路安全施設調査検討、環境基本計画策定、一般廃棄物処理施設機能検査、土壌汚染調査、耐震改修促進計画策定、湖沼富栄養化対策調査、環境報告書作成、エコロード調査計画、公園長寿命化計画、道路植栽マニュアル作成、・・・・・・・・・・・
なんだかキリがなくなってきました。
こんな感じで、40年経ちました。
不器用な私が、仲間に支えられながら、実にバラエティーに富んだ仕事を我ながらしてきたと思います。
案外、石頭のようで柔らかなところもあるのでしょう。
総合コンサルタントで鍛えられたおかげだろうと思います。
40年経ちましたが、このような経験をもとに、これからも幅広い分野で仕事を続けていければと考えています。
身近な生活上の問題、商店街の活性化、高齢化対策、・・・・、コンサルタントの仕事に領域はありません。
自分にできることを常に考え、声をかけていただいた方の問題や悩みをいかに解決していくか、これがコンサルタントの役割だろうと思います。
何だか大そうな話になりましたが、私の正直な気持ちです。
これからも、技術士事務所 森と水と をどうぞよろしくお願いいたします。