技術士事務所 森と水とは、これまでの廃棄物関連の業務経験を活かし、新たに生活環境影響調査専門のコンサルタントとしてスタートすることにいたしました。
生活環境影響調査(ミニアセスとも呼ばれています)については、東北地方を初めとして全国で約170件の実績がございます。内容は最終処分場から中間処理施設まで様々です。現在も、仙台市内の2つの事業所様からのご依頼で中間処理施設の調査が進行中です。
小さな事務所で全国対応などできるのか、と思われるかもしれませんが、そこは全く問題ありません。現地調査については、信頼のおける地元の測定分析機関に依頼することが多いですが、それらの調査計画立案や調査監督、データのとりまとめは、全て私の事務所で行っております。もちろん調査開始時から最終報告書の完成にいたるまでの役所協議は私の事務所で行います。
生活環境影響調査の場合、事業内容や周辺環境、役所からの指導内容等により、柔軟に対応することが必要ですが、基本はあくまで環境省から出ている生活環境影響調査指針に基づき行うため、経験を重ねて来ると、ある程度効率的にまとめることが可能です。
ご相談頂きましたあとは、速やかに事業計画を拝見し、関連する自治体の施設設置に関わる指導内容を確認し、調査計画を立案するととともにお見積りをご提出いたします。ご契約の後、改めて役所協議を行い、出戻りの無いようにして調査を開始いたします。
生活環境影響調査のうち最も多い破砕選別施設関連の調査の場合、施設の内容にもよりますが、初めの役所協議から現地調査、予測評価、影響の分析まで含めた報告書案のご提出まで最短で1ヶ月で済んだ事例もあります。
最近では事業者様との諸々の打合せ等は、オンライン会議で効率的に行うこともでき、さらにスピードアップすることが可能となりました。
私の事務所では、これまで生活環境影響調査以外の廃棄物関連では、市町村の廃棄物処理基本計画の策定や最終処分場の適地選定、同じく最終処分場の閉鎖対策等も行ってきました。また、一般廃棄物の焼却施設やし尿処理施設の機能検査を行った経験もございます。
生活環境影響調査の専門コンサルタントとして、経験と実績を大いに活かし、頑張っていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
技術士事務所森と水と 代表 鎌田真裕
moritomizuto@air.ocn.ne.jp